皮膚科診療|和歌山県の動物病院なら、橋本市だけでなく、奈良県五條市からもご来院いただいている薮添動物病院までお気軽にお越しください。

  • 0736342430
  • [月~土] 9:00~12:00 / 16:00~19:00 (土曜は午前のみ)
    [休診日] 土曜午後、日曜、祝日

皮膚科診療

皮膚科診療について

近年、皮膚病で苦しむペットが非常に多くなっています。
そこで当院は皮膚病の診療に力を入れようと取り組んでいます。一口に皮膚病といっても多くの種類があり、症状もさまざまです。
また、短期間で治癒するものから生涯わたって治療が必要なものまであり、きっちりと診断をして今後の治療方針を飼い主様と話し合いながら決めていく必要があります。そのため、重症な患者様には皮膚科予約診療の受診をおすすめします。皮膚科予約診療ではじっくりと飼い主様から皮膚の状態、痒みの状況、食事内容などを伺います。
そして、検査を実施して病名を確定した後、ペットにあった治療法を一緒に探していきます。もちろん、予約診療以外の一般診察でも皮膚病の診察をしておりますのでご安心ください。

予約診療

時間 平日 15時00分~16時00分
対象 当院の患者様、他院からセカンドオピニオンも可能です
担当 院長 藪添敦史 日本獣医皮膚科学会認定医
予約方法 電話(0736-34-2430)や受付にて予約してください
内容 問診(食事、生活環境、今までの治療など)、皮膚検査、血液検査、アレルギー検査、皮膚生検などを実施して総合的に皮膚病の診断をしていきます。
その後、治療についていくつかの選択肢をお示ししますので、一緒に相談していきましょう。
ただし、一度の診察で全ての検査ができない場合や診断に時間がかかる場合もありますので、複数回来院していただく場合もあります。
料金 診察料を別途1620円(税込み)いただきます。
検査費は通常診療と同じです。
初診の場合は別途初診料972円(税込み)がかかります。

診療についての注意事項

皮膚病の診察を円滑に進めるためにいくつかの注意事項があります。可能な限りで構いませんので宜しくお願いいたします。

持参するもの
  • 現在、食べているご飯、おやつの現物や袋(難しい場合は名前とメーカー名をお控えいただきご来院いただくようお願いいたします)
  • 使用している薬(飲み薬、塗り薬)やサプリメント
  • シャンプー(現物もしくは名前とメーカー名が分かるもの)
その他

予約日より前の1週間はシャンプーを行わないでください。
おおよそで構いませんのでいつ頃から皮膚病の症状が出始めたのかを教えてください。

皮膚病の種類

アレルギー性皮膚炎

アレルギーには大きく分けると下記の3種類のアレルギーがあります。近年では、アトピー性皮膚炎に対して良い薬が開発され治療の効果が高くなっています。また、当院では一般的な薬やシャンプーの治療に加え、インターフェロン療法、減感作療法、漢方サプリメント、スキンケアを用いた治療も実施しています。ご興味がある方はご相談ください。

  • 1.アトピー性皮膚炎

    アレルギーの原因になるアレルゲンが皮膚や粘膜などから侵入して、免疫機能が過剰反応することによって発症する皮膚炎です。
     
     
     

  • 2.食物有害反応(食物アレルギー)

    特定の食べ物が原因で発症する皮膚炎です。
    遺伝的な体質も発症に大きく関与してきますが、原因となる食べ物を特定することができれば、食事管理によって発症を抑えることができます。アトピー性皮膚炎と併発することも多いです。

  • 3.ノミアレルギー

    ノミの唾液にアレルギー反応を示して発症する皮膚炎です。
     
     
     
     
     

脂漏症

角化のサイクル異常や皮脂の分泌異常によって生じます。皮脂は多すぎても少なすぎても問題です。アレルギー性皮膚炎の一つの症状としても見られます。症状としては、「カサカサと皮膚が乾燥している」「フケが多く出る」、「洗った後でもベタベタしている」などがあります。

感染症

細菌、真菌、寄生虫などの病原体が動物の皮膚に感染することによって引き起こされる病気のことです。
代表的な病気は、膿皮症・マラセチア性皮膚炎・疥癬・ニキビダニ症・皮膚糸状菌症です。

  • 1.膿皮症

    ブドウ球菌が感染することにより、膿皮症は発症します。
    他の皮膚病とも合併して発症することもあり、皮膚病の中でも多く見られる病気のため、さまざまな症状が出ることもあります。

  • 2.マラセチア性皮膚炎

    マラセチアという真菌が感染することにより発症する皮膚病です。
    マラセチアはベタベタした皮膚を好むため、他の皮膚病にかかり、皮脂の分泌が過剰になった場合などに、併発することが多いです。

  • 3.疥癬

    ヒゼンダニというダニが原因となります。痒みが激しいことが特徴です。他の動物にもうつります。
     
     
     

  • 4.ニキビダニ症(毛包虫症)

    ニキビダニというダニが原因で発症する皮膚病です。
    正常な犬の皮膚にもニキビダニは存在し、皮膚のバリア機能が低下した際に発症することが多いです。

  • 5.皮膚糸状菌症

    皮膚糸状菌という真菌が皮膚に感染することで発症する皮膚病です。
    人にも感染する恐れがある病気なので注意が必要です。
     

当院での皮膚科診療の流れ

1.問診

まず詳しく皮膚の症状のことを伺います。いつ頃からはじまったか、季節によって悪化するか、かゆみがどの程度か、食事内容やおやつの有無などです。他の病院で治療を受けていた方にはわかる範囲でその内容を教えてください。

2.身体検査

体重、体温測定、触診、聴診、皮膚症状のチェックなどを行います。

3.皮膚検査

最も重要な検査で特に感染症を徹底的にチェックします。数回繰り返すこともありますが、皮膚病を診断するうえでのスタートとなるのでご了承ください。主に以下の3種類の検査を行います。

  • 皮膚押捺検査(セロテープで皮膚表面の細菌などをチェックします)
  • 皮膚スクレーピング検査(ふけを採取し、寄生虫、真菌をチェックします)
  • 抜毛検査(毛を抜いて毛根の状態、毛の構造、真菌のチェックをします)

4.細菌培養検査

近年、抗生物質が効きにくい細菌感染が皮膚病で増加しています。培養検査を実施することで効果的な抗生物質を選択することができます。当院では積極的にこの検査を実施します。方法は病変部を綿棒のようなもので拭うだけです。それを検査センターへ提出します。結果は4、5日で出ます。

5.血液検査

必要な場合に行います。ホルモン性疾患を疑う場合やアレルギー検査の際にも採血が必要です。

6.皮膚病理検査

直径6㎜の円形に皮膚を切り取り、それを病理検査という精密検査に出します(当院では院内で検査します)。
特殊な皮膚病、脱毛症の原因、腫瘍の疑いがある場合などに実施します。局所麻酔が必要で、顔などの病変には全身麻酔をかけて皮膚を採取します。採取後は2針の縫合をします。

7.治療方針の決定

診断後に治療方針を相談して決定します。

8.再診

治療の効果を確認します。治療開始から1から2週間後の場合が多いですが、ご都合に合わせるようにします。よければ継続し、悪ければ治療法を変更することもあります。

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